天王洲アイルは東京都品川区の臨海部、東品川二丁目にある再開発学区です。
バブル末期に全国最大規模の開発事業を行い、注目を集めました。
開発事業後も徐々に、オフィスビルや高層マンションが増えつつあります。
「りんかい線」の開通により渋谷や新宿へのアクセスも良くなり、再び注目されているエリアです。
羽田空港への利便性も高いため、ビジネスの拠点としては根強い人気があります。
天王洲アイルの再開発の経緯、現在の街の様子、ビジネス拠点としての交通アクセスの良さについてご紹介します。
天王洲アイルの再開発の経緯
天王洲は品川の臨海部にあり、全域が埋め立て地です。
近年は流通倉庫の集積する地区として、重要な機能を果たしてきました。
1984年、東京都より天王洲に清掃局のごみ集積場を移転するという話が持ち上がり、1985年にはこれに反対する天王洲の地権者22社による「天王洲総合開発協議会」が発足されました。
総面積22haに及ぶ民間最大面積の都市開発が始まり、1989年「東京MIビル」の着工を皮切りに順調に開発を進め、1992年にはモノレール羽田線「天王洲アイル駅」が竣工されました。
1996年までには現在のビル群のすべてが竣工し、民間主導のプロジェクトとしては異例の早さで開発が進められました。
開発コンセプトは「人間の知能と創造性に働きかける環境づくり」で、現在はりんかい線「天王洲アイル駅」の開通により、ますます変遷を遂げている街といえます。
再開発を遂げた天王洲アイルのオフィス街
天王洲アイルのオフィス街は、1992年に竣工された「シーフォートスクエア」を皮切りに高層オフィスが建設された再開発地区です。
日本企業では主に日本航空やJTB、キヤノンITソリューションズ、外資系企業ではDHLが入っております。
日系・外資問わず様々な企業がオフィスを構えております。
シーフォートスクエアはオフィスビル群、劇場をはじめとする文化施設、商業施設、ホテルが並び、ウォーターフロントとして景観や環境の調和がとれた空間が実現されています。
その中でも1992年に建設された「東京フロントテラス」は、シーフォートスクエア内にあるオフィスビルで、2015年にリニューアル実施で生まれ変わりました。
共用部分(1F~2F)の吹き抜けエントランスが特徴的で、天井高は2,630㎜へアップ。
全照明のLED化や屋内喫煙室、機械警備新規設置(SECOM)など、大幅リニューアルでレイアウトのしやすい間取りとなっております。
有名な第一ホテル「東京シーフォート」もシーフォートスクエア内にあります。
運河に面したシーフォートスクエア内には、飲食店やカフェ、ドラッグストアや郵便局などが入っており、買い物やランチにとても便利です。
再開発を遂げた天王洲アイルへのアクセス
りんかい線「天王洲アイル」駅までは、埼京線との相互直通運転を行っており、渋谷駅から15分と好アクセスです。
また、東京モノレールで羽田空港や浜松町駅に1本で行けるため、出張にも便利な立地です。
東海道新幹線など、主要路線が乗り入れる品川駅までは徒歩15分~20分ほどで、都営バスも運行しています。
天王洲アイル駅から各オフィスまでは数分と近く、交通アクセスは総じて良いといえるでしょう。
まとめ
近年品川ビジネスエリアで再開発が進む注目の天王洲アイルエリアは、スタイリッシュな街と運河が織りなすウォーターフロントです。
大規模オフィスだけでなく、中規模や小規模オフィスも揃っており、交通アクセスにも恵まれた好立地です。
この機会に新しいビジネスを、天王洲アイルで検討してみてはいかがでしょうか。
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