日本は地震や津波・噴火などさまざまな自然災害が、いつどこで起こるかわかりませんが、もし勤務中に災害が起こった場合、すぐ近くの防災避難場所に逃げる事はできますか?
防災マップや避難所をいつでも把握できていれば良いですが、一体どれほどの人がしっかり把握しているでしょうか。
日頃から正しい知識と、職場に近い避難場所を確認しておく事で、いざという時に冷静に対処ができますので、事前の確認が必要です。
防災時にすぐ動こう!2つの避難場所の違い
災害の防災避難場所には大きく分けて「指定緊急避難場所」と「指定避難場所」の2種類の避難場所があります。
災害が起きた際、緊急的に避難するのが「指定緊急避難場所」で、地震や津波、火山などの災害別ごとに指定された場所へ避難します。
それに対して、避難した住民が災害で家に戻れない状況や、災害による危険性がなくなるまで一時的に避難場所で待機するのが「指定避難場所」です。
それぞれ、港区の防災マップで確認する事ができます。
港区の避難場所「広域避難場所」を把握しておこう
東京都震災特例では、震災時に火災の延焼から避難する場所として「広域避難場所」が定められています。
港区では明治神宮外苑地区、青山墓地一帯、有栖川宮記念公園一帯、芝公園・慶応大学一帯、自然教育園・聖心女子学院一帯、高輪三丁目・四丁目・御殿山地区が指定されています。
広域避難場所は、市街地の変化や人口の増減を踏まえて5年に1度見直されており、自宅や職場の近くはもちろん、利用する駅の近くにある防災避難所を把握しておく事が大切です。
また、万が一火災が発生しても大規模な延焼の恐れがない「地区内残留地区」も指定されていますので、防災マップで確認しておきましょう。
港区防災アプリで避難場所の確認
港区には、いざという時にすぐ近くの避難場所が確認できる「港区防災アプリ」があり、自宅にいる時はもちろん、仕事中や通勤中に災害に遭った時でもすぐに避難所を探すことができます。
自然災害はいつどこで起こるかわからず、瞬時の冷静な判断が重要となるため、手元に避難場所が確認できるアプリがあると安心ですよね。
日頃から防災意識を高めるためにも、避難所が検索できるアプリをダウンロードしておくと良いでしょう。
まとめ
自然災害はいつどこで起きるかわかりませんが、事前に防災マップや避難場所を把握しておく事で、冷静な判断が行えるようになるでしょう。
日頃から職場の近くの避難所や、職員同士の避難経路の確認など、正しい知識を持つ事で緊急時の冷静な避難に繋げる事ができます。
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