羽田空港へ行く場合、品川駅から京急線に乗ったり浜松町駅から東京モノレールを利用したりする人が多いでしょう。
あるいは、電車だとアクセスが悪いという理由で車やタクシーを使うこともあるかもしれませんね。
JR東日本は、「羽田空港アクセス線」という新線の早期実現を目指しています。
この構想が実現すればあらゆる場所から羽田空港へアクセスしやすくなるため、いま大きく注目されています。
そこで今回は、羽田空港アクセス線構想の概要をご紹介いたします!
羽田空港アクセス線構想の概要とは?
羽田空港アクセス線は、JR東日本のグループ経営ビジョン「変革2027」において発表された構想です。
2019年度中に環境アセスメントの着手をし、3年後の2022年から新線建設工事を着工、7年後の2029年に新線の開業を目指しています。
この構想が実現することにより、今まで不便だった山手線沿線地域や臨海副都心から羽田へのアクセスが向上し、所要時間の大幅な短縮が期待されています。
総工費はなんと3,200億円を見込んでおり、その金額の高さからもこの構想が巨大プロジェクトであることがわかりますね!
羽田空港アクセス線構想では3つのルートが建設される予定
羽田空港アクセス線では、以下の3路線が建設される予定です。
●西山手ルート:羽田から渋谷・新宿・池袋方面へ行き、埼京線
●東山手ルート:羽田から品川・東京・上野方面へ行き、高崎線や常磐線
●臨海部ルート:羽田からりんかい線を経由して、房総方面への直通運転が可能
この構想のなかで特に注目したい駅のひとつが、東山手ルート上にある新橋駅です。
現在新橋駅から羽田へ行くためには、一旦JRで品川駅へ出てから京急線に乗り換えて行くのが一般的です。
しかし、東山手ルートが開通すれば乗り換えなしでのダイレクトアクセスが可能になります。
東山手ルートを使った東京―羽田間の所要時間は約18分(現在より約10分短縮)と予想されているため、新橋駅から行く場合はより短時間で空港まで行けることになります。
このことから新橋エリアが出張などにも便利なビジネス街へとさらに進化し、事業展開における重要度が上がると考えられています。
これから事業所の展開を考えている方や貸事務所・賃貸オフィスを探している人は、ぜひ新橋駅付近を候補に入れてみてはいかがでしょうか
まとめ
今回は、羽田空港アクセス線構想の概要をご紹介いたしました。
新線の開通はまだ10年も先ですが、不動産を購入する場合は未来を見据えて選ぶことが大切です。
ぜひ今回ご紹介した未来の交通事情を参考にして、物件を探してみましょう。
私たち株式会社ダク・エンタープライズでは、浜松町駅周辺の事業用物件を取り扱っております。
働きやすいエリアでオフィスを探したい方は、お気軽にお問い合わせください。
今週のおすすめ物件情報(2020年1月10日時点)
JR「新橋」駅から徒歩約8分のところにあり、清潔感のある外観が特徴的のビルです。
建物設備は、個別空調完備・男女別トイレ・光ファイバーを導入しているほか、24時間セキュリティーも導入しているので安心ですよ。