オフィスを探しているとき、ビルの高さは高層がよいのか低層がよいのか、迷ってしまいませんか。
なんとなく高層にオフィスがあったほうがいい気がするけれど、低層には低層のよさもあるのでは……。
今回はそんな風にオフィスの場所選びを迷っている方に、高層・低層それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
オフィスのビルの高さ① 高層階の特徴
そもそもビルの何階以上が「高層」というのか、決まりはありませんが、一般的に6階以上を高層階、15階以上を超高層階というようです。
今回は6階以上を高層階として、メリットとデメリットをご紹介します。
<高層階のメリット>
①利便性がよい
高層階のオフィスビルは、駅前などの商業地に多いため、通勤などの利便性が高い場合が多いです。
②見晴らしがよい
高層階は見晴らしがよいため、仕事をするときにもモチベーションが上がると言われています。
③騒音が少ない
高層階になればなるほど、地上からの騒音が届きにくく、静かな環境が得られます。
駅前などにあるビルでも、高層階は比較的静かです。
④企業イメージが上がる
一般的に高層階は家賃が高いため、高層階にオフィスを構えると、企業イメージが上がる場合が多いようです。
<高層階のデメリット>
①エレベーターが少ないと混雑する
ビルにあるエレベーターの数が少ないと、通勤時間には混雑し、オフィスへの到着までに時間がかかることがあるようです。
②災害時に不安
火災が起こったときや、地震でエレベーターが止まったときなどの避難方法に不安があります。
③家賃が高め
低層階と比べると、高層階は家賃が高くなりがちです。
家賃に見合うメリットがあるのか、よく考える必要があるでしょう。
オフィスのビルの高さ② 低層階の特徴
続いて低層階のメリットとデメリットをみてみましょう。
<低層階のメリット>
①階段が利用できる
低層階だと、エレベーターが混雑していたり、待ち時間が長そうだったりした場合、階段を使うという選択もあります。
②災害時に安心
火災や地震が発生したとき、エレベーターが止まったとしても、階段ですばやく避難できるというのは大きなメリットです。
③家賃が安い
高層階と比較すると、低層階は家賃が安いのも魅力でしょう。
<低層階のデメリット>
①騒音の心配
低層階だと、道路を走る車の音や、駅近くの場合だと電車の音などの騒音の影響を受けやすいのはデメリットです。
②眺望が悪い
高層階と比べると、オフィスの窓から眺める景色は期待できません。
③プライバシーが守られない
低層階は、外から中の様子が丸見えとなる場合も。
カーテンやブラインドを用意したり、中が見えなくなるシートなどが必要になったりする可能性があります。
まとめ
オフィスのビルの高さは、高層階、低層階、どちらを選んでもそれぞれメリットとデメリットがあります。
家賃にいくら払えるのか、その家賃を払うだけのメリットがあるのかなどは、企業として何を重視するのかによって答えが大きく変わるでしょう。
今回の記事をご参考に、どちらがよいのか考えてみてくださいね。
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