オフィスからの情報漏洩によるトラブルが、近年新聞やインターネットのニュースで多く報道されています。
情報漏洩は、大企業だと大きな社会問題となりますが、小さなオフィスでも危機意識を持って取り組むべき問題です。
オフィスでの情報漏洩を防ぐために、どんなことができるのか考えてみましょう。
オフィスの情報漏洩① 防ぐためにできること
オフィスからの情報漏洩は、残念ながら内部の犯行が多いと言われています。
悪意を持った意図的な犯行だけではなく、無意識に情報漏洩が行われることもある点に注意が必要です。
情報漏洩が発覚すると、取引先の信用を失い、社の存続に関わる事態に発展する可能性すらあります。
オフィスではどうすれば情報漏洩を防げるのでしょうか。
<オフィスでの情報漏洩を防ぐ方法>
①社員に対して啓蒙活動を行う
まずはパートやアルバイトも含めた全職員に対して、情報漏洩についての社内教育が必須です。
勉強会を行ったり、定期的に注意を促したりするなど、啓蒙活動を行いましょう。
②情報漏洩しないルール作りをする
社外でのフリーWi-Fiへのアクセスを禁止したり、パソコンやUSBなどの社外持ち出しを禁止したりするなど、情報漏洩が起こらないルール作りも必要です。
③退職者がでた場合などの情報管理を適切に行う
最近は、データなどをクラウドで管理しているケースも多いでしょう。
退職者が出た場合などには、速やかにIDやパスワードを削除、共通して使用しているパスワードがあれば変更するなど、情報管理を適切に行いましょう。
④情報漏洩できない環境を作る
社内に防犯カメラを設置するなど、情報漏洩ができない環境作りも大切です。
情報漏洩に対する厳しい監視の目を持っていることを、広く内外にアピールしておくと安心できます。
オフィスの情報漏洩② 防犯カメラを設置するときの注意点
社内での監視カメラの設置は情報漏洩に高い効果があります。
防犯カメラを設置するときには、以下の点に注意しましょう。
①犯罪の起きやすい夜間の監視も行うために、暗視機能や赤外線機能のついた防犯カメラを選ぶ。
②破壊されないよう、破壊防止ケースなどの付属品も併せて備えつける。
③常時モニタで監視したり、録画したりするのであれば、録画した画像がどれくらい鮮明に再生できるのかチェックする。
④無線カメラより有線カメラのほうが、画像が鮮明なため、可能であれば有線タイプがおすすめ。
⑤「防犯カメラ稼働中」などのステッカーを、併せて掲示するとさらに内外に対する犯罪抑止力が上がります。
まとめ
情報漏洩が起こると、会社として致命的な事態になる可能性があります。
今回の記事を参考に、可能な限り情報漏洩が発生しないような環境を整えてみてください。
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