オフィスを新規に借り上げるにあたって、意外と見落としがちなのが休憩室です。
オフィスには果たして、休憩室を設置するべきなのでしょうか?
ここでは、新規オフィスを立ち上げる際にぜひともおさえておきたい、休憩室設置のメリット・デメリット、基本ルールについて具体的に比較検討していきましょう。
オフィスに休憩室は必須?設置のメリットとは?
オフィスの休憩室設置には賛否両論あり、「業務効率が上がる」という声もあれば、「仕事にメリハリがなくなる」といった否定的な声もあります。
休憩所の活用法について、詳しく検証していきましょう。
<休憩室設置のメリット>
一般的に言われている休憩室設置のメリットとしてはまず、リラックス空間としての効果が挙げられます。
9時~5時までしっかりと集中して業務に取り組むのは、人間の脳の仕組みとしても実はけっこう負担を強いることで、3時間に1回、20分程度の小休憩をはさむのが望ましいとされています。
オフィスの中に気軽に立ち寄れる休憩室を設置することで、リラックス空間になると同時に社員同士のコミュニケーションの場にもなるため、長期的には業務効率の面でも還元される、というデータも報告されています。
企業オフィスに休憩室を設置する際のルール注意点
新規テナントなどの内覧を行う際には、必ず全体のスペースや空間配置をチェックし、休憩所を無理なく設置できる環境かどうかをチェックしましょう。
充分なスペースがあったとしても、動線を機能的に工夫しなければ休憩所とデスクとの行き来に必要以上の時間がかかったりと、業務効率が大幅に低下しかねません。
内覧の際に休憩所の配置からシミュレーションしていく、というのもひとつのアイディアです。
業務スペースとの距離が近すぎるとかえって仕事に集中できませんし、プライベートな会話がある程度できるように防音設備も必須です。
このように、「社員ひとりひとりがいかに働きやすくなるか」というルールを第一に考えることで、自然と使いやすい休憩所になるはずです。
まとめ
心地良く働きやすい環境を整えるうえで、休憩所の設置は好ましいといえるでしょう。
休憩所が充実している企業は、社員一人一人のモチベーションが上がり、業務効率も自然と向上します。
社員の動線をシンプルにする、業務スペースとのメリハリをしっかりつける、利用のルールをはっきりと共有しておくなどの注意点をおさえたうえで、快適に使える休憩所をデザインしましょう。
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