新橋で3棟のビルを経営されている中ビルのオーナー中興業株式会社代表取締役の中菊雄様です。
たいへん、きちんとされた方でして、取材に伺ったこの日も3ピースのスーツにネクタイを締めてパリッとしてしていらっしゃいました。
各ビルの玄関周りやエレベータ周りに植木や鉢植えのお花、あるいはオブジェなどを置かれて、とても気を使っていらっしゃいます。こうした丁寧な心遣いは「テナントさんとのコミュニケーション、心を通わせるためのものだ。」と語ってくださいました。
◎ビルオーナー様の声
「テナントとオーナーは対等、貸していただいておりますと同時に、借りていただいていますとも言える。」 「テナントさんの商売がうまくいくように、雰囲気のいい空間を提供することでその助けができたら・・」とお話をしてくださいました。
「先日、ビルの玄関に自宅の庭先になった柿を30個ほど置いて『よろしければお持ちください 』と書いておいたんですが、すぐに持って行っていただけたのです。
これを各テナントさんに配っては押し付けがましくなってしまうけど・・・テナントさんのどなたかが喜んでもらえたらうれしいですね。」それが私どものスタンスです。
今後、ビルオーナーが高齢化していく中で、台風などの風水害に対し、首都圏ビルマネジメントさんのような管理会社がビルオーナーに成り代わって面倒を見てくれるようになってくれることを期待しております。
他の管理会社ではやってくれないプラスアルファがあること、それを提案してくれることが差別化ですね。