オフィスで仕事をしていると、空気が乾燥していると感じたことはないでしょうか。
これから新しくオフィスを借りようと思ったものの、乾燥によって仕事の能率まで落ちてしまっては元も子もありません。
とくに空気の乾燥に敏感な方ならば尚更でしょう。
こ
の記事では、オフィスの空気が乾燥する原因や対策について解説していきます。
貸事務所・賃貸オフィスの空気が乾燥する原因とは
適度な湿度を守らなければならない理由は、少なからず体調に影響してしまうから。
オフィスの衛生基準では、湿度は40%~70%くらいが理想とされていますが、パソコン業務の多い現代では、あまりに乾燥しているとドライアイをはじめとしたさまざまな身体的異常が起こります。
粘膜の働きも弱まることに加え、コロナやインフルエンザといったウイルスが乾燥により活性化すれば職場内で感染が拡大してしまう恐れもあるでしょう。
オフィスの空気が乾燥する原因は空調設備。
冬場は乾燥する季節ですが、空気は温度が高くなればなるほど水蒸気を多く含むことができるようになります。
しかし暖房で温度を上げても、オフィス内の水蒸気の量が増しているわけではありません。
温度を上げれば上げるほど空気中に含まれる水蒸気の割合は減っていき、湿度がどんどん下がってしまうのです。
夏場は冷房だけでは暑さを取り除けないこともあるのではないでしょうか。
これは空気中の湿度が原因。
この湿度を取り除くために除湿機能があるのですが、除湿しすぎれば、夏場でも十分乾燥してしまうのです。
さらに首都圏をはじめとした都市部のオフィスの多くはビル内にあり、外部からの風・日光などを遮断するなど、高い気密性を誇ります。
オフィスのエアコンには湿度調整の機能まで備わっているものは少なく、とくに費用を抑えたい賃貸ならばそれが顕著です。
これにより、どんどんオフィスの水蒸気の量は失われていく結果になります。
貸事務所・賃貸オフィスの乾燥対策について
窓を開けて換気ができれば良いのですが、街中は騒音がありますし、賃貸であれば空調設備の交換も難しいでしょう。
まず業務用の加湿器は有効な対策のひとつです。
価格はさまざまですが、冬場のみレンタルする方法もあります。
人数次第では、卓上用の加湿器をいくつか設置するのも良いでしょう。
そして水分補給をこまめにおこないましょう。
身体の乾燥を防ぎ、体調の悪化を防ぎます。
朝礼での注意喚起や張り紙、ウォーターサーバーの設置など、スタッフの水分補給に対する意識付けが大切です。
ポットのなかでも蒸気が出るタイプのものは、加湿器の代わりにもなります。
まとめ
乾燥の感じ方は人それぞれで、影響も異なります。
貸事務所・賃貸オフィスでの対策はどうしても限られてきますが、コロナの影もある昨今は、体調に配慮した職場環境づくりが重要です。
オフィスを新しく借りることを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
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