こんばんは
働く方の健康をサポートする日本HMP協会 代表の岩井です。
国民全体の健康意識が高まったことは、このコロナ渦において誰もが知っているところとなりました。
ですが、毎日保健指導をしていて思います。
健康活動にはいくつか優先順位というものが存在するのではないか?
ということです。
健康増進をしようと考えたとき、皆様は何を一番に思い浮かべますか?
やっぱり、運動でしょ。と思われますか?
毎日の食生活が大きいよね。と思われますか?
メンタルが大事だから、リラックスから。
などなど、人によっていろいろ異なるかと思います。
もちろん、それらも大きな健康増進に向けての重要な活動です。
ですが、圧倒的に1番に十分にできているかどうかを考える必要がある項目があります。
これをやらずしては、何もかもがうまくいかないこと
それは
睡眠です。
どれだけ良質な睡眠がとれているかということ
質の良い睡眠がとれていない状態で
どんなにさわやかな汗を流しても
どんなに1日30品目の栄養バランスを摂取しても
どんなにはーっと言いながら温泉に浸かっても
その効果は長続きしません。
逆に質の良い睡眠さえとれていれば多少の無理も踏ん張りがきいたりします。
では、ここでいう質のいい睡眠というものはどういうことを指すのでしょうか?
質のいい睡眠のポイントは主に3つ
1:睡眠に適した時間の確保が行えているか?
2:睡眠のリズムはとれているか?
3:睡眠の質を保てる状態を確保できているか?
1:睡眠に適した時間の確保が行えているか?
から考えていきましょう。
まず、適切な睡眠時間は何時間だか知っていますか?
厚生労働省はこのように言っています。
年代 |
適切な睡眠時間 |
10代前半まで |
8時間以上 |
25歳 |
7時間 |
45歳 |
6時間半 |
65歳 |
6時間 |
これ以上、短くても長くても決して、長く時間を取ることが睡眠をとったことには
ならないことを知りましょう。
また、健康に関しても個人差はあるものの、必要な睡眠時間以上に長く睡眠をとったからといって、健康になるわけではありません。
2:睡眠のリズムはとれているか?
先ほど、年齢別に適切な睡眠時間をお伝えしましたが、
今度は、その時間の中で適切な睡眠のリズムをとることが大切です。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分かれていることは皆さんご存じのことでしょう
このリズム(90分周期)を知り、その時間を基準に入眠時間と起床時間を設定することが大切になります。
だとするとあなたは何時に寝て、何時に起きるのがベストなのでしょうか?
理想から逆算して考えてみてください。
睡眠の質を上げるためには、脳の疲れと体の疲れのバランスを同じくらいの状態にしておくことが必要になります。
皆様は、頭を使ったお仕事をしたときに疲れを感じ、疲れを取ろうと、睡眠をしたくなるわけですが、残念ですが、寝たからと言ってその疲れはとれません。
それは、体が疲れているのではなく脳が疲れているからといわれています。
では、どのように脳を休めればいいのか?
脳を休めるには、五感を感じる時間を増やすとよいのです。
過去に失敗したことをくよくよ考えていたり未来の心配をしているとき、良い睡眠にならないのはこの五感を感じられないからです。
五感を感じるには、今ここに生きているという実感が必要になります。
『五感とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。この伝統的な分類を前提として、人間の感覚全体を指すために「五感」という表現が用いられる場合もある。』
参照: ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%84%9F
睡眠については、まだまだお伝えすることはありますが、まず初めに、今お伝えした3つのポイントを振り返るだけでも大きな改善が見込めます。
今、皆さんの生活の中で、どのような要素が質の良い睡眠の阻害因子となっているのか振り返ってみていただきくきっかけになればうれしいです。
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株式会社マーベル 代表取締役
日本HMP協会代表
相談サイトwondercity代表
現役保健師 岩井有紀
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