スケルトン天井とは、天井の向こう側、つまり空が見える天井という意味ではありません。
この記事ではスケルトン天井になっている貸しオフィスとはどういった物件を意味し、どのようなメリットがあるかを解説しています。
この記事でご紹介する貸しオフィスを決める判断基準を、ぜひ参考にしてくださいね。
スケルトン天井の貸しオフィスとは?まずは不動産用語の意味を知りましょう
一般の人がスケルトンと聞くと、透明という意味を連想するでしょう。
しかし、不動産用語におけるスケルトン天井のスケルトンは意味が違います。
スケルトン天井とは、天井の上(天井裏)に本来なら隠されている柱や梁などが剥きだしになっている状態を意味するのです。
配管や鉄筋コンクリートや躯体(くたい)が露わになっています。
決して工事が途中で中断されたのではなく、あえてこれらの構造を見せることで部屋に雰囲気を持たせているのです。
貸しオフィスがスケルトン天井だとどんなメリットがある?
スケルトン天井には大きくわけて2つのメリットがあります。
天井高を高く見せてくれる
実際、スケルトン天井を採用していない部屋は天井が2m10cm以上と建築基準法で定められています。
しかしスケルトン天井はこの規制が突破でき、天井高そのものが高くなるのです。
つまり、スケルトン天井の貸しオフィスは広々とした空間を楽しめる物件が多いことになります。
オフィス特有の無機質さを軽減できる
躯体が剝き出しと聞くとただ中途半端なイメージしか持てませんが、実はスケルトン天井の部屋にはお洒落な雰囲気が漂います。
半地下のバーやダイニングなどがイメージと近いでしょう。
スケルトン天井を採用することで、オフィス特有の四方を白壁に囲まれた無機質な空間を軽減できます。
貸しオフィスにしても、おしゃれさをウリにした物件が多いでしょう。
働く環境には設備しか求めておらず、見た目にはこだわらないという人にとって、スケルトン天井はさして魅力的には映りません。
しかし、多くの人は働く空間の雰囲気やおしゃれさでモチベーションをアップさせられるでしょう。
同じ立地の貸しオフィスで悩んでいるのなら、ぜひ機能性だけではなく見た目にもこだわった物件選びをすることをおすすめします。
まとめ
貸しオフィスのスケルトン天井とは、それらの物件を選ぶメリットとは何かを解説しました。
空間演出にもこだわったオフィスは、人のやる気や働くモチベーションアップに貢献してくれるはずです。
複数の貸しオフィスで悩んでいる、どういった基準で場所探しをすべきか悩んでいるという人はぜひ参考にしてください。
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