貸事務所・賃貸オフィスを契約するにあたって、Wi-Fiルーターの設置場所をどこにするかは重要な問題です。
インターネットの接続状況や速度はWi-Fiルーターの設置場所にも影響されるため、どこにいても快適にインターネットを使用できる場所を選ばなければなりません。
今回は、貸事務所・賃貸オフィスにおける有効なWi-Fiルーターの設置場所について、ポイントや注意点をまとめました。
賃貸オフィスでWi-Fiルーターの設置場所を決めるポイントは?
Wi-Fiルーターの設置場所を決める際は、電波がどのような飛び方をし、どのような性質を持っているのかを確認することがポイントです。
まず、Wi-Fiルーターから出る電波は360度の方向に直進します。
そのため、オフィスの端ではなく、なるべく中央に設置するようにしましょう。
そうすることで、オフィスの隅々まで電波が飛ぶようになるため、どこにいても快適にインターネットを使えるはずです。
また、壁などの障害物があると電波は弱くなります。
オフィス内に間仕切りや大きめの家具があると、そこに反射して電波が切れてしまうことがあるので十分注意してください。
デスクの上に書類などが山積みになっている場合も、障害物になってしまいます。
こうした特性を考えると、Wi-Fiルーターはできるだけ高い位置に設置するのがよいということがわかるでしょう。
工賃はかかりますが、オフィス中央付近の天井に設置するのがおすすめです。
貸事務所・賃貸オフィスでWi-Fiルーターの設置場所を決める際の注意点は?
注意点として、Wi-Fiルーターを設置すべきではない場所についても確認しておきましょう。
まず、床に直置きするのは絶対に避けてください。
前述したようにWi-Fiルーターは360度の方向に電波を飛ばしているため、床に置くと下向きの電波が弱まってしまいます。
最低でも床から1mは高さのある場所に設置しましょう。
また、棚のなかに設置すると上下左右にある板が電波を遮ってしまうのでよくありません。
オフィス内をすっきりとした見栄えにしたい気持ちはわかりますが、Wi-Fiルーターの設置場所だけは見た目で決めないようにしてください。
そのほかにも、窓際に設置すると電波が窓ガラスをすり抜けて逃げてしまうのでやめたほうがよいでしょう。
まとめ
インターネットの速度が遅かったり何度も途切れたりすると、効率よく仕事ができません。
電波の特性を理解した上で設置すべきではない場所の特徴を確認し、適切な場所にWi-Fiルーターを設置できるよう考えてみるとよいでしょう。
私たち株式会社ダク・エンタープライズでは、中央区エリアの事業用物件を取り扱っております。
働きやすいエリアでオフィスを探したい方は、お気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓