貸事務所・賃貸オフィス契約をする物件を探していると、ビルの地下フロアが選択肢として出てくることがあるでしょう。
オフィスが地下にあると意外なメリットを感じられるため、前向きに検討してみるのもおすすめです。
今回は、地下オフィスのメリットとデメリットの両方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
地下フロアを貸事務所・賃貸オフィスとして利用するメリットは?
できるだけ家賃の安い物件を探しているなら、地下フロアは狙い目です。
特に駅から近い物件は人気があり、家賃も高めに設定されているため、あえて地下フロアを選んで家賃を安く済ませるのも一つの手でしょう。
地下だと窓がないので太陽の光が入らず、薄暗いイメージがあります。
外の様子がわからないので雨が降っていても気づけません。
しかし、外の様子が見えなく音も聞こえにくいため、作業に集中しやすいというメリットがあります。
同じビル内に店舗などが入っていても騒音が聞こえてこないので、気が散ることなく仕事をこなせるでしょう。
また、外気温の影響を受けることも少なく、夏は涼しく、冬は暖かい環境で過ごせるのもメリットです。
エアコンの使用量が多くなりすぎず、電気代の削減にもつながります。
地下フロアを賃貸オフィスとして利用するデメリットは?
地下にオフィスがあると台風などの影響で浸水する恐れがあるため、その点がデメリットでしょう。
パソコンなどのオフィス機器が水に浸かって故障してしまうと、重要なデータが消えてしまいます。
地下だと壁から雨水が染み込んでくる可能性もあるため、事前の対策が必要不可欠です。
また、窓がないので換気ができず、湿気がこもりやすいというデメリットもあります。
油断するとカビが生え、そこで働くスタッフたちの健康も脅かすことになってしまうでしょう。
雨が多い時期はもちろんのこと、それ以外の季節も除湿機を使用しなければなりません。
地下だと、1日中オフィスにこもって仕事をするスタッフにとっては気分転換がしにくく、気分が沈んでしまう心配もあります。
定期的に外出する用事を頼んだりランチに連れ出したりするなど、そういったスタッフへの配慮もしっかりと考えていきましょう。
まとめ
貸事務所・賃貸オフィスを地下にすると、地下ならではのメリットとデメリットがあります。
その両方をしっかり確認した上で決めなければ、そこで働く人たちに悪影響を及ぼすことになってしまうでしょう。
しっかり対策をしておけば、オフィスが地下にあることは大きな魅力になるはずです。
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