貸事務所・賃貸オフィスを利用するにあたって、音漏れが気になるという方は多いでしょう。
音漏れは大きなトラブルに発展しかねないので、日ごろからの対策が重要です。
この記事では、賃貸オフィスにおける音漏れの原因と対策について解説します。
貸事務所・賃貸オフィスの契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
貸事務所・賃貸オフィスを利用するなら知っておきたい音漏れの原因とは
音漏れ対策のためには、その原因を把握しておくのが大切です。
原因となるのは、まずドアや窓、パーテーションなどの隙間です。
ドアや窓、取り外せるパーテーションは動かせるために隙間ができやすく、そこから音が漏れる可能性があります。
音は空気を伝導するので、空気の抜け道があると音漏れにつながります。
空気が流れる経路はさまざまなので、意外と気づきにくい場所に隙間があるケースも少なくありません。
また、音は物体を介しても伝わっていくので、壁や床、天井に衝撃が伝わるとノイズになります。
形状や材質によっても、共鳴・振動しやすいものがあるので、注意が必要です。
その物体の固有振動の周波数に近い振動がくわわると、振動が大きくなります。
壁や床に薄い素材が使用されている場合は、トラブルになる前に対策をする必要があります。
賃貸オフィスを利用するなら知っておきたい音漏れ対策とは
音漏れ対策は、床に防音カーペットを敷くことでも可能です。
防音カーペットを敷けば、靴音などが階下へ響くのを軽減できます。
ただし、オフィス内の話し声が壁や床を通して音漏れする場合は、防音カーペットではあまり効果がありません。
吸音材を用いたパーテーションを設置するなどの対策が必要です。
吸音パーテーションは音を吸収する機能をもつので、会話の内容や個人情報が外部に漏洩するのを防げます。
病院の診察室などでも、使用されているアイテムです。
密室空間でも音漏れするケースでは、ドアの下や壁の下に隙間がないか確認してください。
隙間テープなどを使用して隙間を埋めれば対策できます。
また、サウンドマスキングシステムを導入するのもおすすめです。
オフィス内が静かすぎると、小さな音や声が耳障りになるという逆騒音現象が発生することがあります。
サウンドマスキングはこのような逆騒音環境下で音によって音を抑える方法で、騒音の周波数に近い周波数の音を流して騒音を聞こえないようにします。
窓を二重窓にすると遮音効果が向上するので、音漏れ対策におすすめです。
もとの窓と内窓との間に空気層をつくることで、音が空気層を反復して音の透過を抑えられるというしくみです。
内窓を設置するスペースがない場合は、もとの窓枠を延長して、ふかし窓枠をつくる方法もあります。
まとめ
以上、貸事務所・賃貸オフィスの音漏れについて、原因と対策をご紹介しました。
オフィスで音漏れが生じる原因は、隙間や材質などです。
隙間を埋めたり、吸音効果のあるパーテーションを設けたりして対策できます。
トラブルや情報漏洩を避けるためにも、普段からきちんと対策しておきましょう。
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