今回は、賃貸のオフィスを探している方への参考情報として、「オフィスの電気容量」について解説します。
オフィスの規模によっても違いますが、快適に仕事をするには必ず確認しておきたいところ。
どのくらいの電気容量が必要なのか、その目安をご紹介したうえで、オフィス転居の際に転居先で確認すべきポイントについても解説します。
オフィスの電気容量はどのくらい必要なのか?その目安とは
ではまず、オフィスの電気容量はどのくらい必要なのか、その目安をご紹介しましょう。
5人程度の小規模オフィスなら、40Aが目安となります。
その根拠は、オフィスで使うパソコン・電化製品のアンペア数が以下のとおりとなっているからです。
●ノートパソコン:1A
●デスクトップパソコン:1~4A
●複合機:15~20A
●シュレッダー:3~6A
ノートパソコンとデスクトップパソコンを合わせて5台、複合機とシュレッダーそれぞれ1台、あとは蛍光灯など、と考えるとおおむね40Aで足りる、というわけですね。
ただし、オフィス内で電子レンジや電気ポット、電気ヒーターなどを使うとなると足りなくなる可能性が高いので、もっとアンペア数に余裕を持たせたほうが良いでしょう。
転居先のオフィスで電気容量の事前確認も必要!
オフィス転居をする際は、転居先の賃貸オフィスの電気容量について、契約前に確認しておく必要があります。
確認すべき内容は「転居先の賃貸オフィスの最大アンペア数がいくらなのか」と、「アンペア数の変更は可能なのか」という2点です。
オフィス転居やオフィス契約はさまざまな手続きが必要なため、電気容量についての確認は忘れがちなのです。
しかし、「いざオフィス転居したものの、転居先のオフィスのアンペア数が少なすぎて業務に支障をきたしてしまった」となってしまっては大変です。
これからオフィス転居や新たなオフィス契約をすることを検討しているのであれば、「そのオフィスの電気容量について必ず確認する」ということを忘れないよう心がけましょう。
あと、契約アンペア数を変更した場合は、原則として退去時に元に戻す「原状回復」をする必要があります。
契約アンペア数の変更が必要なオフィス物件は、退去時に原状回復のためのコストもかかってくるということを、念頭に置いておきましょう。
まとめ
今回はオフィスの電気容量について、まずはその目安をご紹介したうえで、オフィス転居の際は賃貸契約する前に確認が必要なことについても解説しました。
電気容量が足りないオフィスを契約してしまってはあとが大変ですから、事前にしっかり確認することを忘れないよう心がけましょう。
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