賃貸オフィスを契約するにあたり、備品に関して悩んでいる方も多いでしょう。
とくに、椅子は快適に使えるものを選ぶ必要があり、最近ではバランスボールを椅子として採用しているケースも多く見受けられます。
今回は、賃貸オフィスの契約を検討している方に向けて、賃貸オフィスの椅子としてバランスボールを使用するメリットとデメリットをご紹介します。
賃貸オフィスの椅子をバランスボールにするメリット
賃貸オフィスの椅子に、バランスボールを採用するメリットとして、正しい姿勢を維持できる点があげられます。
仕事中はパソコンや書類を見続けることも多く、姿勢の悪さから、ストレートネックや肩こりといった問題を抱える方も少なくありません。
しかし、椅子がバランスボールであれば背もたれがないため、自然に体幹が鍛えられます。
また、腰痛予防に効果的なのもメリットです。
バランスボールはリハビリやトレーニングでも用いられ、骨盤や筋肉を正しい位置で使えるようにしてくれます。
そのため、不自然な姿勢による腰痛の改善、予防の効果が期待できます。
そして、集中力の向上と維持につながる点も、大きなメリットといえるでしょう。
バランスボールに座った状態で姿勢を保つと身体に力が入り、緊張感が高まります。
もちろん、昼食後の眠気対策にもバランスボールは最適といえます。
賃貸オフィスの椅子をバランスボールにするデメリット
メリットの多いバランスボールですが、デメリットもあります。
まず、筋肉疲労が生じる可能性がある点です。
バランスボールを椅子として使用し続けることで身体が疲弊し、普段使い慣れていない筋肉は筋肉痛を起こすケースもあります。
長時間の使用は筋肉のオーバーワークにつながるため、適度な範囲での使用を心がけましょう。
また、急な動作に注意が必要なのもデメリットです。
受電の際など、オフィスでは素早く対応することが求められる場面もありますが、バランスボールだと迅速に動けず、無理に動こうとすると転倒の危険があります。
さらに、業務内容によってはボールの安定に意識を向けるあまり、ほかのことに注意がそがれる恐れもあります。
使い慣れていないうちは、業務よりもバランスを取ることに意識を割かなければならないため、無理のない範囲で活用しましょう。
まとめ
今回は賃貸オフィスにおいて、バランスボールを椅子として使用するメリットとデメリットを解説しました。
姿勢の改善や眠気対策などのメリットがある一方で、長時間の使用による疲労や転倒の危険といったデメリットもあります。
業務内容や体力面などを考慮したうえで、バランスボールの導入を検討しましょう。
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