オフィスの移転は大変ですが、今後の経営状況を改善するチャンスにもつながります。
移転のためには多くの社員の意見に耳を傾け、業者とのやり取りをおこなう必要があります。
この記事では、オフィスを借りるときに確認すべきインフラ設備のうち、ライフラインや、空調、ネットワーク環境についてご紹介します。
オフィスを借りる際のインフラ確認①~ライフライン~
移転する賃貸物件のオフィスの電気設備などをそのまま利用する場合、レイアウトに合わせて電気工事が必要です。
また、ライフラインやオフィス設備の確認も必要になります。
さらに契約する電力会社についても確認しておきましょう。
賃貸物件の電力会社を使用する場合は、オフィスの管理会社がまとめて契約する場合があり、請求がどうなるか把握しておく必要があります。
ガスや水道は管轄の会社に連絡をおこない、使用開始の手続きをします。
水道は立ち会い不要ですが、ガスは立ち会いが必要な会社が多いため、早めの連絡が必要です。
また、トイレ環境の快適さも、働きやすさに大きく関わります。
なお、トイレの設置数は、社員数によってその数が法律で定められています。
2019年TOTOの調べでは、オフィス内で仕事のやる気に影響を与える場所の1位がトイレ・化粧室となっており、賃貸物件のオフィス探しにおいて、トイレ環境も無視できない大切なポイントです。
オフィスを借りる際のインフラ確認②~空調~
次に確認しておきたいインフラ設備は空調システムです。
賃貸物件のオフィスに備え付けの空調設備を使う場合は、きちんと機能しているか確認をおこないましょう。
変な音やにおいがしないか、備え付けのコントローラーが動作しているか入念に確認し、懸念事項がある場合は管理会社へ連絡します。
また現在は、密を避けるオフィスを求める声も多くなっています。
しかし、すでに設置されているエアコンには換気をおこなう機能がついておらず、窓や出入り口を開けての換気が必要となるオフィスも多く見受けられます。
二酸化炭素濃度や室内温度などは、きちんとコントロールされていないと業務効率の悪化を招く恐れがあります。
このため、空調システムは換気機能が十分であるか、しっかり確認することが必要です。
オフィスを借りる際のインフラ確認③~ネットワーク環境~
現代オフィスのインフラとしてネットワーク環境は必須であり、オフィスを移転する際にはプロバイダや電話回線などの手続きが必要です。
これまでと同じ業者のネットワーク環境を使用する場合は、移転の手続きをしましょう。
まとめ
オフィスを移転する場合、移転先のオフィスのインフラをどれだけしっかり確認するかにより、移転がスムーズにできるかどうかが決まってきます。
スムーズに移転するためにも、ライフライン、空調、ネットワーク環境の3つのインフラについては、ご紹介したようにしっかり確認することをおすすめします。
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