賃貸オフィスの利用にあたり、室内のレイアウトを変えようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
入居者側での模様替えは珍しいことではありませんが、方法や採用する設備には注意が必要です。
今回は、賃貸オフィスのレイアウト変更をご検討中の方に向けて、貸オフィスに間仕切りを設置する際の注意点と、パーテーションの種類をご紹介します。
貸オフィスに間仕切りを設置する前に押さえたい注意点
賃貸オフィスに間仕切りを設置する前に、まずは物件のオーナーや管理会社の許可を求める必要があります。
借りている物件の設備を無断で変更するとトラブルになる可能性があるため、事前の相談は忘れずにしておきましょう。
入居者側で設置した間仕切りを退去時に撤去する必要があるかどうかもあわせて確認しておくと、より安心です。
間仕切りの設置にあたっての注意点には、欄間の有無も挙げられます。
欄間は間仕切りと天井の間にあるスペースのことであり、欄間の有無によってパーテーションの高さが変わります。
欄間があるタイプは簡単に設置できますが、天井との間に隙間が生まれることから防音性はあまり期待できません。
欄間のないタイプにすれば天井まで達する間仕切りで室内をしっかりと区切れるため、独立した作業スペースや会議室などを作れます。
ただし、間仕切りの設置にあたって火災報知機や空調設備の位置・数などに注意が必要になるうえ、施工の手間や費用もかさみます。
業務上の必要性や作りたい仕事場の特徴などに応じて、欄間の有無を決めると良いでしょう。
賃貸オフィスで間仕切りとして使えるパーテーションの種類
賃貸オフィスに間仕切りとして設置できるものには、アルミパーテーション・スチールパーテーション・ガラスパーテーションの3種類があります。
アルミパーテーションは仕事場でよく使われている種類であり、設置費用の安さで人気です。
ただ、アルミ製の柱が外から見えるためにデザイン性はあまり高くないうえ、防音性が低いといった注意点もあります。
スチールパーテーションも仕事場にはよく使われており、防音性の高さや柱の見えないスッキリとしたデザインなどで人気です。
しかし、設置費用がかさみやすいため、予算の範囲内に収まるかよく確認しておく必要があります。
ガラスパーテーションはその名のとおりガラス製の間仕切りであり、見た目がおしゃれで開放感があるうえ、室内の明るさも保たれます。
素敵な仕事場を作りたいときには向いていますが、何かがぶつかった際に割れることもある点には注意が必要です。
まとめ
賃貸オフィスに間仕切りを設置したい場合、オーナーや管理会社に事前に許可を求める必要があることや、パーテーションの欄間の有無に注意が必要です。
各パーテーションの種類もよく確認しておくと、イメージどおりの仕事場を作れるでしょう。
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