- オフィス移転コンサルについて詳しく知りたい方
- オフィス移転コンサルが必要かどうかを検討したい方
- コンサル導入にあたり「選び方」や「判断基準」を知りたい方
- オフィス移転コンサルとは
- オフィス移転コンサルを利用する8つのメリット
- オフィス移転コンサルを利用する2つのデメリット
- オフィス移転コンサルにかかる費用
- オフィス移転コンサル会社の選び方4つ
- 1.オフィス移転コンサルとは?
- 1−1.オフィス移転コンサルの業務内容
- 2.オフィス移転コンサルを提供する主な業種
- 3.オフィス移転コンサルを利用する8つのメリット
- 3−1.業務を代行してくれる
- 3−2. 時間的・物理的・精神的な負担が削減され、通常業務に集中できる
- 3−3. 連絡の窓口が一本化され、担当者の負担が減る
- 3−4. オフィス移転コンサルだから提供できる物件情報を得られる
- 3−5. 信頼できる複数の業者の斡旋や、相見積りの調整をしてくれる
- 3−6. 直接プロから直接のアドバイス・サポートを受けられる
- 3−7. オフィス移転の費用対効果が向上する
- 3−8. 移転後もアフターフォローを受けられる
- 4.オフィス移転コンサルを利用するデメリット
- 5.オフィス移転コンサルにかかる費用は?
- 6.オフィス移転コンサルの選び方4つ
- 6−1.オフィス移転で依頼したい業務を得意としているか
- 6−2.法令や条例の知識が豊富か
- 6−3. 自社と同規模の会社に対するコンサル実績があるか
- 6−4. 料金が明確か
- 7.オフィス移転コンサル導入時の注意点
- 8.自社に合ったオフィス移転コンサル見つけて、ストレスのないスムーズな
- オフィス移転を
オフィス移転コンサルとは?
オフィス移転コンサルの業務内容
オフィス移転に関する業務の代行 | ||
---|---|---|
業務内容 | 詳細・具体例 | |
旧オフィスの原状回復工事の手配 | ●原状回復工事業者の選定 ●費用・工事内容の調整 ●原状回復工事発注手続き | |
新オフィスの選定 | ●新オフィスの希望条件の洗い出し ●物件情報収集 ●内見スケジュールの調整 ●契約手続きのサポート | |
レイアウト・設計 | ●レイアウト・設計業者の選定 ●相見積りの手配 ●レイアウト・設計案の考案 ●各種図面の準備 ●工事業者への施工内容や図面の連携 | |
オフィス家具・OA機器の選定 | ●新規購入するオフィス家具やOA機器の選定 ●発注手続き ●旧オフィスから移転する家具・廃棄する家具の洗い出し | |
内装・設備工事・引越し・不用品廃棄の手配 | ●各種業者の選定 ●相見積りの手配 ●発注手続き | |
オフィス移転に伴う手続き | ●各種公的手続きのサポート(移転登記申請・法人税納税地の異動届など) ●電話回線・ネット回線の移転手続き |
オフィス移転に関する業務の代行 | ||
---|---|---|
オフィス移転コンサルの業務内容 | 詳細・具体例 | |
旧オフィスの原状回復工事の手配 | ●原状回復工事業者の選定 ●費用・工事内容の調整 ●原状回復工事発注手続き | |
新オフィスの選定 | ●新オフィスの希望条件の洗い出し ●物件情報収集 ●内見スケジュールの調整 ●契約手続きのサポート | |
レイアウト・設計 | ●レイアウト・設計業者の選定 ●相見積りの手配 ●レイアウト・設計案の考案 ●各種図面の準備 ●工事業者への施工内容や図面の連携 | |
オフィス家具・OA機器の選定 | ●新規購入するオフィス家具やOA機器の選定 ●発注手続き ●旧オフィスから移転する家具・廃棄する家具の洗い出し | |
内装・設備工事・引越し・不用品廃棄の手配 | ●各種業者の選定 ●相見積りの手配 ●発注手続き | |
オフィス移転に伴う手続き | ●各種公的手続きのサポート(移転登記申請・法人税納税地の異動届など) ●電話回線・ネット回線の移転手続き |
続いて、「オフィス移転に関するアドバイス」「業者の斡旋・条件交渉」「オフィス移転のコストやスケジュールの調整」について表にまとめました。
業務内容 | 詳細・具体例 |
オフィス移転に関するアドバイス | ●「オフィス移転の目的」や「新オフィスのコンセプト」を実現するための物件選定やレイアウトについてのアドバイス ●オフィス移転にかかるコスト・手間・時間の削減に関する ノウハウのレクチャー ●トラブル発生時の対処・アドバイス ●各業者とのやり取りの仲介 |
業者の斡旋・条件交渉 | 業者との豊富なルートや関係性を活用した各種工事・引越し 業者などの斡旋・業者との条件交渉 |
オフィス移転のコストやスケジュールの調整 | オフィス移転のあらゆる場面でかかるコストや全体のスケジュールを管理・計画に合わせた調整 |
オフィス移転コンサルの業務内容 | 詳細・具体例 |
オフィス移転に関するアドバイス | ●「オフィス移転の目的」や「新オフィスのコンセプト」を実現するための物件選定やレイアウトについてのアドバイス ●オフィス移転にかかるコスト・手間・時間の削減に関する ノウハウのレクチャー ●トラブル発生時の対処・アドバイス ●各業者とのやり取りの仲介 |
業者の斡旋・条件交渉 | 業者との豊富なルートや関係性を活用した各種工事・引越し 業者などの斡旋・業者との条件交渉 |
オフィス移転のコストやスケジュールの調整 | オフィス移転のあらゆる場面でかかるコストや全体のスケジュールを管理・計画に合わせた調整 |
オフィス移転コンサルを提供する主な業種
不動産会社 |
---|
●普段から数多くの物件情報を扱っているため、ニーズに合った物件をスムーズに紹介してくれる ●ビルのオーナーとの関係性が構築されており、オーナー側の事情も理解しているため、うまく条件交渉してくれる |
建設会社 |
●内装工事や設備工事について、直接やり取りをして自社のニーズを満たすオフィスを忠実に再現してくれる ●工事の進め方を熟知しており、スムーズに進められる |
オフィス家具メーカー |
●オフィス家具やOA機器の選定や配置の提案が円滑に進む ●オフィス家具を利用した文具や備品管理のについてのノウハウが聞ける |
デザイン・設計会社 |
●オフィス移転の目的やコンセプトに合わせたレイアウトや空間デザインの擦り合わせがスムーズに進む ●デザイナーや設計士が多数在籍していることが多く、デザイン性の高い理想のオフィスを実現しやすい |
ITサービス・ソフトウェア・システム会社 |
●オフィスのIT化(無線Wi-Fi環境の整備や強化・ICTの導入・情報セキュリティ対策など)についての知識が豊富である ●テレワーク環境やフリーアドレスの導入・整備がスムーズに行える新しい内容1 |
オフィス移転コンサル専門会社 |
●オフィス移転プロジェクトの立ち上げから、新オフィスの構築や引越し作業、アフターフォローまで、オフィス移転に関する知見を網羅している |
不動産会社 |
---|
●普段から数多くの物件情報を扱っているため、ニーズに合った物件をスムーズに紹介してくれる ●ビルのオーナーとの関係性が構築されており、オーナー側の事情も理解しているため、うまく条件交渉してくれる |
建設会社 |
●内装工事や設備工事について、直接やり取りをして自社のニーズを満たすオフィスを忠実に再現してくれる ●工事の進め方を熟知しており、スムーズに進められる |
オフィス家具メーカー |
●オフィス家具やOA機器の選定や配置の提案が円滑に進む ●オフィス家具を利用した文具や備品管理のについてのノウハウが聞ける |
デザイン・設計会社 |
●オフィス移転の目的やコンセプトに合わせたレイアウトや空間デザインの擦り合わせがスムーズに進む ●デザイナーや設計士が多数在籍していることが多く、デザイン性の高い理想のオフィスを実現しやすい |
ITサービス・ソフトウェア・システム会社 |
●オフィスのIT化(無線Wi-Fi環境の整備や強化・ICTの導入・情報セキュリティ対策など)についての知識が豊富である ●テレワーク環境やフリーアドレスの導入・整備がスムーズに行える新しい内容1 |
オフィス移転コンサル専門会社 |
●オフィス移転プロジェクトの立ち上げから、新オフィスの構築や引越し作業、アフターフォローまで、オフィス移転に関する知見を網羅している |
オフィス移転コンサルを利用する8つのメリット
- オフィス移転に関する業務を代行してくれる
- 手間が削減され、通常業務に集中できる
- 連絡の窓口が一本化され、担当者の負担が減る
- 自社のニーズに合った「入手しにくい物件情報」を得られる
- 信頼できる複数の業者の斡旋や、相見積りの調整をしてくれる
- オフィス移転に精通する専門家のアドバイスが聞ける
- オフィス移転全体のコストパフォーマンスがよくなることがある
- 移転後もアフターフォローを受けられる
業務を代行してくれる
- 新オフィスの物件探し
- ニーズに合わせたレイアウト案の調整
- オフィス家具の選定
- 工事業者・引越し業者とのやり取り
- オフィス移転に伴う各種手続きの準備 など
時間的・物理的・精神的な負担が削除され、通常業務に集中できる
連絡の窓口が一本化され、担当者の負担が減る
以下の各業者とやり取り・スケジュール調整などを行わなければならない
- 不動産会社
- レイアウト・設計業者
- 内装工事業者
- 設備工事業者
- 引越し業者
- 通信会社
- 電話会社
など
連絡窓口は一本化される
オフィス移転コンサル会社のみ
オフィス移転コンサルだから提供できる物件情報を得られる
- 通常、不動産仲介会社は、物件の成約による貸主と借主からの手数料を主な収入源としているため、「貸主からの手数料が発生しない物件」は紹介してもらいにくい
- オフィス移転コンサルは、借主(移転コンサルを受ける会社)から別途コンサル費用をいただけるため、貸主からの手数料の有無に関係なく、幅広い物件情報を紹介してもらえます。
オフィス移転コンサルなし (仲介業務のみの依頼)の場合 |
オフィス移転コンサルありの場合 |
---|---|
「貸主からの手数料が発生しない物件」は、成約時に不動産会社が得る報酬が低い →優良物件であっても紹介してもらいにくい →物件の選択肢が狭まる →物件の希望条件のなかで、妥協しなければならない点が増える →理想のオフィスから遠ざかる |
借主側から別途コンサル費用をいただける →貸主からの手数料の有無に関係なく幅広い物件情報を紹介してもらえる →通常は「入手しにくい物件情報」も得られる →物件の希望条件にマッチした物件を選びやすくなる →理想のオフィスを実現しやすくなる |
オフィス移転コンサルなし (仲介業務のみの依頼)の場合 |
オフィス移転コンサルありの場合 |
---|---|
「貸主からの手数料が発生しない物件」は、成約時に不動産会社が得る報酬が低い →優良物件であっても紹介してもらいにくい →物件の選択肢が狭まる →物件の希望条件のなかで、妥協しなければならない点が増える →理想のオフィスから遠ざかる |
借主側から別途コンサル費用をいただける →貸主からの手数料の有無に関係なく幅広い物件情報を紹介してもらえる →通常は「入手しにくい物件情報」も得られる →物件の希望条件にマッチした物件を選びやすくなる →理想のオフィスを実現しやすくなる |
信頼できる複数の業者の斡旋や、相見積りの調整をしてくれる
- 「信頼できる複数の業者の斡旋」によるメリット
- 自社で1から業者の見極めを行う必要がなくなり、時間や手間・担当者の負担が軽減される
- 高品質なサービスを提供する業者を確保できる
- 「相見積りの調整」によるメリット
- 相見積りの際の「見積り条件の統一」を行ってくれるため、見積り項目の過不足や追加費用の発生などのトラブル・リスクを回避できる
- プロに任せることにより、時間や手間・担当者の負担が軽減される
- 業者との関係が深く、業者側の事情も理解しているコンサル会社がうまく条件交渉してくれるため、費用が削減される
直接プロから直接のアドバイス・サポートを受けられる
- 慣れないオフィス移転において、精神的な安心を得られる
- 不明点やトラブルが発生した際にオフィス移転コンサルに問い合わせればすぐに回答を得られる
→自社だけで調べるよりも時間と手間が短縮される - 多様化するオフィスへの理想やデザインこだわりを実現しやすくなる
例:「自由なカフェのような空間」「IT化が進んだ高機能で近代的なオフィス」など
オフィス移転の費用対効果が向上する
得られる価値 | 価値を得られる理由 |
---|---|
オフィス移転費用の削減 | オフィス移転コンサルは、工事や引越し作業などの相場を理解し、各業者とのやりとりにも慣れているため、無駄な費用の削減や条件交渉に取り組んでくれるため。 |
オフィス移転業務に割く手間や時間の削減 | オフィス移転に関する一連の業務を代行してくれたり、不明点やトラブルに関して対処してくれたりするため。 |
理想のオフィスの実現 | オフィス移転に関する経験や知識が豊富なプロのアドバイスやサポートを受けられるため。 |
得られる価値 | 価値を得られる理由 |
---|---|
オフィス移転費用の削減 | オフィス移転コンサルは、工事や引越し作業などの相場を理解し、各業者とのやりとりにも慣れているため、無駄な費用の削減や条件交渉に取り組んでくれるため。 |
オフィス移転業務に割く手間や時間の削減 | オフィス移転に関する一連の業務を代行してくれたり、不明点やトラブルに関して対処してくれたりするため。 |
理想のオフィスの実現 | オフィス移転に関する経験や知識が豊富なプロのアドバイスやサポートを受けられるため。 |
- 見積り項目の不足や追加工事の発生により予算を上回る
- オフィス移転にかかる手間や時間が増える
- 新オフィスに関して妥協しなければならない点がでてくる
移転後もアフターフォローを受けられる
- 移転後のオフィス家具の追加や交換
- 人員増加によるレイアウトの変更
- 電話回線やネットワークの改善 など
オフィス移転コンサルを利用するデメリット
- 業者との条件交渉が成功する
- 代行によりスタッフの手間が大幅に削減する
- 理想のオフィスデザインが実現する など
オフィス移転コンサルにかかる費用は?
オフィスの規模 | オフィス移転コンサルにかかる費用 |
小規模オフィス(10人未満) | 25〜50万円程度 |
中規模オフィス(10人以上100人未満) | 100〜300万円程度 |
大規模オフィス(100人以上) | 300〜1,000万円以上 |
オフィスの規模 | オフィス移転コンサルにかかる費用 |
小規模オフィス(10人未満) | 25〜50万円程度 |
中規模オフィス(10人以上100人未満) | 100〜300万円程度 |
大規模オフィス(100人以上) | 300〜1,000万円以上 |
オフィス移転コンサルの選び方4つ
- オフィス移転で依頼したい業務を得意としているか
- 法令や条例の知識が豊富か
- 自社と同規模の会社に対するコンサル実績があるか
- 料金が明確か
オフィス移転で依頼したい業務を得意としているか
- コンサル費用を支払っているにも関わらず、クオリティが低い・理想とはかけ離れたオフィスが出来上がってしまう可能性がある
- 得意分野と依頼したい業務がマッチする業者に追加で依頼しなければならず、さらに費用がかさむ
- 「オフィスのDX・近代化を進めたい」なら
→IT・ソフトウェア・システム関連の会社を選ぶ - 「物件の立地や条件にこだわりたい」なら
→不動産会社を選ぶ
法令や条例の知識が豊富か
自社と同規模の会社に対するコンサル実績があるか
料金が明確か
オフィス移転コンサル導入時の注意点
担当してくれるコンサルタントにより、相手目線に立てないケースもありえますし、純粋に相性が合わないケースもありますので注意しましょう。
その際は以下のようなアプローチも考慮したいところです。
- 担当者を変えていただく
- 担当コンサルタントの上司に相談する
- コミュニケーションの頻度を高めて、情報交換を綿密に行う